妊娠や出産は、女性の体に大きな変化があります。
この妊娠から産後まで体のケアで、きれいな体が維持できるかどうかが決まります。
妊娠線を予防するお腹のケアは、多くの方がされていますが、「バストケア」も大切です。
妊娠線と同様に、バストも一度崩れたら手遅れで、元にはもどりません。
だから、妊娠中のバストケアはしっかりしておきましょう。
また、妊娠中はNGなバストケアもあるので、注意が必要です。
妊娠中にすべきバストケア
バストを保湿する
妊娠中にバストが大きくなると、バストの皮膚は伸びていきます。
この時に皮膚が乾燥していると、皮膚のたるみや、バストに妊娠線ができる可能性があるので、クリームや化粧水などでバストを保湿することが重要です。
バストの潤いを保つ事で、妊娠線ができにくくなるので、張りのある肌を保つ事は、大切なバストケアです。
バストのクーパー靭帯は、主にコラーゲンで構成されているので、コラーゲン配合のバストケア化粧品が最適です。
マタニティブラなどを着ける
妊娠中はバストが1~2カップぐらい大きくなるので、バストに合ったブラジャーを着けましょう。
サイズの合っていないブラを着けると、クーパー靱帯に負担をかけます。
マタニティブラは、バストの大きさの変化にも対応できます。
また、就寝時は、大きくなったバストが横に流れしやすいので、就寝時は、ナイトブラを着用しましょう。
ナイトブラはバストの補整効果があるので、形を整えてくれます。
妊娠中はNGなバストケア
脂肪を過剰に摂取する
妊娠中はバストが発達するので、この時期に脂肪を摂取すると、余計にバストが大きくなります。
急激にバストが大きくなると、妊娠線の原因になり、クーパー靭帯にも負担がかかるので、脂肪の過剰な摂取はNGです。
ただし、脂肪は母体に必要なものなので、適量は摂りましょう。
バストアップサプリメント
バストに張りとつやを与えるバストアップサプリメントは、妊娠中にも良いと思われがちですが、実はNGです。
妊娠中は出産に向けて、大量の女性ホルモンが分泌されます。
バストアップサプリメントは、女性ホルモンの分泌を促す成分が含まれているので、妊娠中に、そのサプリメントを摂ると、ホルモンバランスを崩す恐れがあります。
バストアップマッサージ
乳腺を刺激する事により美バストづくりができるバストアップマッサージも、妊娠中はNGです。
妊娠中は乳腺が発達しますが、妊娠中の乳腺は非常にデリケートになっています。
だから、妊娠中に乳腺に刺激を与えるバストアップマッサージは控えましょう。
バストに負担をかけるブラなど
妊娠中はバストが大きくなるので、サイズの合わないワイヤーブラをつけていると、色素沈着となる可能性があります。
また、補正力の無いブラや、バストが安定しないブラトップ(ブラキャミ)は、クーパー靭帯に負担をかけてるので、補正タイプのブラジャーや、マタニティー用のブラジャーを着けましょう。